『若きウェルテルの悩み』を読んだ

 ゲーテの『若きウェルテルの悩み』を読んだ。悲しくてやりきれない気持ちになった。

 一度読み終えてから最初に戻るとウェルテルに親しみを感じた。ウェルテルはとても魅力ある人間だった。だから余計に悲しくてやりきれない気持ちになった。次の出だしの一文が寂しくて仕方がなかった。

 ひと思いに出かけてしまって、ほんとによかったと思っている。

ゲーテ『若きウェルテルの悩み』 訳者:高橋義孝 新潮社 平成26年5月30日 122刷